今月(2021年10月)に入り一部の地域のauローミングが終了する記事が出てきました。
普段は自宅で楽天ミニをBAND3に固定をして、楽天モバイル回線だけしか通信ができない状態にしていました。久しぶりに手動でauローミング(BAND18)に切り替えてみたらアンテナが立たなくなったのを確認。
「あー、俺の自宅エリアも終わったんだ」
正確にいつ終わったのかは知りませんが、ついにこの時が来たかでした。
引用元:楽天モバイル向けローミングサービス提供エリアより
これは都内近郊の9月末と10月以降のエリアを重ねた画像です。色がついているのがauローミングが使えるエリア(パートナーエリア)。真ん中の23区はすでにauローミングが圏外になっているので地図が白いです。
がっつりエリアが減っていますが、真っ白ではなくまだら模様にエリアが残っています。
auローミングのエリアが減るメリットとデメリット
メリット
これは単純に楽天モバイルの電波を受信しやすくなることでしょう。
特に楽天エリアなのにauローミングに接続して困っている方にはメリットがあります。
自分もそれが嫌で楽天モバイルの電波だけを通信できるように設定して使っていました。
記事「Rakuten Miniを購入したのでレビュー!バンド3に固定しテザリングで使う」
デメリット
楽天モバイルのエリア内なのに圏外になる場所(特に屋内)がまだまだある。そのためauローミングが使えないと困るシーンが出てくる。
自分の場合だと、生活圏にあるお店で圏外になる所が2件あります。一応、出入口でアプリを起動すれば問題は無いのですが、いざ知らないお店で使いたい場合はやっぱり不安があります。
一切、通信ができない人が出てくる影響もある
ツイッターで検索をすると楽天モバイルのエリア内なのに、auローミングが切られて完全に圏外になっている人がちらほらといました。
2021年10月以降、楽天モバイルをご利用の際、電波がつながりづらいなどのご不便が生じた場合、大変お手数ですが以下のお問い合わせ先にご連絡いただけますようよろしくお願い申し上げます。個別に状況を調査したうえで、スマートフォンの一時貸し出しなど、早急に対応をさせていただきます。
なお、影響の出る可能性があるエリアにお住まいのお客様に対して、2021年9月中旬よりご案内を開始しております。
公式ページより
楽天モバイル側も想定しているようで、圏外で困っている方は連絡しましょう。(営業時間は9:00から20:00で年中無休)
社長のインタビュー記事を読むと「スマートフォンの一時貸し出し」をするそうです。ただ、回線はMVNOと書かれているので通信速度が遅くなりそうな気はします。
楽天モバイルの通信速度が遅いエリアは遅いまま
auローミングが終了したときに、ふと通信速度が遅いエリアはどうなったんだろうと思いました。
以前、私は自宅周辺を歩いて電波状況を確認しましたが、通信速度が著しく遅いエリアがありました。
記事「なぜ俺の家の楽天モバイル回線のスピードが遅いのか!エリア内なのに」
auローミングを止めるくらいなら、改善したのかな?と半年ぶりくらいに調べにいきました。
結果はよくありません。下り2Mbpsくらいでした。
楽天モバイルからすれば速度が遅くても繋がるからauローミングを切ってもオッケーなんでしょうね。
通信品質の改善を待っている人からすれば残念な結果です。
不満があれば逃げるしかない
デュアルSIM(SIM2枚)にするか、乗り換え(MNP)するか。
各々の状況次第なので何とも言えませんが、コスト度外視ならドコモの無制限5Gギガホやホームルーター「home 5G HR01」でしょう。
あとは今年からサービスが始まったahamo、LINEMO、povoかな。LINEMOとpovoは3GBで990円もある。
記事「基本料0円のpovo 2.0を申し込みしてSIMカードが到着!動作も問題なし」
反対にワイモバイルとUQモバイルは魅力が減っている。(店舗で契約ができるメリットはあるけど)
格安SIM(12時台は遅い)も魅力が減ったけど、4GBから20GBのプランならコスパが良い。
mineoなら低速時の通信速度が最大1.5Mbpsにアップするオプションがある。
他だとdonedoneの通信速度が最大3Mpbsだけど月50GBで2,780円なのも良いかも?
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