new Fire HD 8 PlusとMediaPad M5 lite 8タブレットを比較してみた

約1年半ぶりにFire HD 8のニューモデルが登場しました。Amazonのタブレットはいくつか制限があったり、タブレットの性能も高くはないことを知っていましたが、3月にMediaPad M5 lite 8を買った自分には気になる存在です。

一体何が違うのか？わかる範囲で比較してみました。

new Fire HD 8 PlusとMediaPad M5 lite 8のスペック表

※new Fire HD 8のメモリは2GB、Plusは3GB

気になる点を赤文字にしてみました。

一番の違いは解像度ですね。WUXGA（1920×1200）やフルHDではないと嫌だと言う人はnew Fire HD 8はおすすめできません。

あとはRAM（メモリ）ですね。通常のnew Fire HD 8だと2GBしかありません。正直最低限ギリギリではないでしょうか。買うなら3GBのPlusの方をおすすめします。

自分はMediaPad M5 lite 8の4GBモデルを使っていますが、RAM不足だなと思うような経験はありません。

おっ！と思ったのはUSB端子ですね。コストを抑えるためにはmicroUSBの方が良いのですが、new Fire HD 8はUSB Type-Cを搭載してきました。

USB Type-Cは向きを気にせず接続できるので便利です。

ただ、USB規格はUSB2.0なので、microUSBと比較してデータの転送速度の差はありません。

最後は重量。他社も含めて8インチは300gちょいなのが多いですが、new Fire HD 8（Plusも含む）は355gと重い部類です。バッテリー容量（不明）が大きいからなのか？液晶パネルが重いせいなのか？

1番の魅力は価格でしょう。

※MediaPad M5 lite 8は2020年8月の実売価格。

MediaPad M5 lite 8と比べてだいたい1/2くらいの価格になっています。

では、1万円以上の性能差があるのか？になりますが、データを処理するCPUは両製品とも別モノなので単純に比較をすることはできません。

ベンチマークテストの数値を見るとパフォーマンスモードで約2倍の差があるようなので、性能通りの価格差なのかもしれません。

他にも解像度の違いや軽量化もありますし、どちらのコストパフォーマンスが優れているのかなどは気にする必要はないかなと思います。

new Fire HD 8はAmazonおなじみの音声アシスタント「Alexa」とEcho Showのようになる「Showモード」があります。

Fire HD 8 Plus用のワイヤレス充電スタンドがオプションであります。先ほどのShowモードなどで使うのなら便利でしょうね。

これはAmazonだからこそできるモデルでしょうか。子ども向けのコンテンツAmazon FreeTime Unlimitedが1年間分利用できるので、それ目的での購入もありでしょう。

ただ、選べるスペックは「RAM 2GB ROM 32GB」モデルだけになっています。

今回もnew Fire HD 8シリーズにはGoogle Play（アプリストア）が入っていません。そのためAmazonのサービスをよく使う人向けだと思います。もちろんNetflixやDAZN、Huluなど動画配信アプリ、ZoomやSkypeなどコミュニケーションツールアプリも利用できます。

旧モデルのFire HD 8と比較してCPUの性能がアップ、RAMが増量されています。RAMの項でも触れましたが、Plusの3GBなら動作によるストレスが軽減するでしょう。

注意点は端末の保証が90日間しかないので、延長保証・事故保証プラン（2年1,980円）の購入も検討しましょう。

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